よつぼしトナーはじまり-③

よつぼしトナーの始まり

就労継続B型事業所の役割と課題

障がい者の社会参加と自立に向けた取り組みは、将来の就労に必要な経験であり、その中でも経済的な自立は一般就労の 意欲に繋がる要素になります。
そのため、全国的に就労支援施設は工賃(給料)の向上や質の高い作業内容の提供が必要不可欠で有り、各事業所は日々収益を上げていく事を目標にしているものの、現実は、全国的に平均工賃が1万5千円/月程度と数年かけても 微量な増加結果しか出ていません。
※岡山県は毎年、全国平均を下回る結果です。
※国(厚生労働省)はB型事業所に対し、工賃を上げるよう23年度から求めています。

工賃(給料)が上がらない原因として。 企業から頂く作業は簡易な内職型作業が中心であり、単価が安いため数をこなしても賃金を上げていくには限界がある事に要因があります。

リサイクルトナーの組み立て作業請負

少しでも工賃の上がる作業を提供したいと模索している中、地域企業から「リサイクルトナーの解体・清掃・組み立て」の作業を請け負うこととなりました。リサイクルトナーとは、使い終わった、レーザープリンターで使用する印刷用のカートリッジを、再生してもう一度使用できるようにしたもので、分解・部品のクリーニング・点検・組み立て・印字テスト・梱包など多数の工程があるものの、人手による作業が多く、地域企業が人材の確保に苦慮している中、部品のクリーニングなど軽作業の内職募集をしていたことがきっかけでした。

作業の品質が同じなら健常者と同じ賃金を

「少しのキズやクリーニングのムラが印字結果に現れる」確かな品質を要求される仕事ですが、「作業品質が同じなら、同じ賃金を支払う」との条件で企業と合意しリサイクルトナー生産事業はスタートしました。
生産開始当初、部品のクリーニングのみだった作業が、作業品質が企業品質以上であると認められ、生産作業開始から1年半の間に、分解・組み立て・最終テスト・梱包など生産工程のすべてを任せられるまでになりました。

再生作業のすべてがまことの作業所内で行えるようになた事で、再生の下請け作業だけでなく更なる工賃の向上を目指して

自分たちの商品として・まことブランドとして販売したい!

よつぼしトナーはこうして始まりました。